In Bari
皆様、帰国のご挨拶が遅れました。ごめんなさい。
この23日から27日まで、バリへ取材旅行に行ってまいりました。
この写真は、いきなりウブド。それも、お葬式の一幕です。
今回私たちは、バリのナサドゥア地区にある某リゾートホテルに泊まったのですが、コーディネートをお願いしていた方から「スピリチュアルスポット」として、早速初日からお葬式に参加させていただきました。
バリでは、普通(比較的お金のある人)亡くなって5年間は土葬され、その後、改めて火葬されるのだそうです。金色に飾り立てられた山車の最上部に、数年前にお亡くなりになったお祖母ちゃんの遺骸が乗せられています。
この写真は、ヒンドゥ教において「神の使い」とされる牛の張りぼてが山車の前を練り歩き、最後は、その牛の腹部に遺骸が移され火葬されます。
しかし、その途中彼女は気分が悪くなってしまいました。
ウブドゥのカフェから見た、モンキーフォレストに沈み込む夕日。
モンキーフォレストの中にある寺院。辺りには野生の猿が群生している。
途中コーディネーターが、数日前の深夜、森の中で目撃したと言う現地人だけが集うセレモニー跡で、彼女は静かに祈りを捧げた。
原始の森を後にする際、闇に沈み込もうとする木々に向かって彼女が祈りを捧げた直後、辺り一面に野猿の遠吠えが響き渡った。
不思議と言うには余りにも不気味な、不気味と言うには余りにも神聖な森でした。
次回は、今回の取材の主たる目的でもあった「謎の門」に迫ります。
そして、レゴンダンス、ガムラン、ケチャ…と、様々な神秘体験(?)をいたします。