タイトルにある「3776」の意味は、皆さんおわかりでしょうか?その。この3776こそが真印の大敵。今回ご報告する、真印がその全生命を賭けて挑みかかった相手です。
真印をご存じの方はおわかりかと思いますが、ありがたいことに真印は心身ともに健康(?)な成人ですが、にもかかわらずとても苦手なことがあります。
それは、長~い時間歩くこと。
ましてや、上ったり下ったりすること…。
ま、一言で言えば「ずっと歩くのって疲れる」みたいな感じです(苦笑)。
挙句、ワンちゃんまでもが散歩嫌いになってしまったほどです(苦笑)。
そんな真印が、あろうことか日本の誇る3776に挑戦するなどと…。家族は言うに及ばず、親しい方全員から「絶対に無理!」「有り得ない!」「不可能に決まってる!」と太鼓判を押されてしまいました。
もうお気付きでしょうか? 3776とは、日本の最高峰である富士山。
なんと真印は、最も苦手な「登山」に挑戦しました。それもよりによって富士山に登るなどと…。
お知らせいたします。
登頂成功です! 2011年8月11日に松山を発った真印は、明けて12日13:30にアタックを開始し、13日04:15頃に無事登頂に成功いたしました。
正直、真印自身も信じられませんでしたが、登頂と共に御来光を拝ませていただきました。感激です!感謝です!
登れたこともですが、その疲労困憊の中で見た余りにも美しい景色に感謝いたしました。
総身に汗を吹いた登山者を時折包み込むミストの清々しさ。
見晴るかす緑の大地とさんざめく豊かな暮らし。
ゆっくりと頭をもたげ波打ちながらもどこまでも平かな雲海。
降り注ぐ星々と3000mの上空を吹き渡る風の音が支配する静寂。
圧倒的に闇と寒さを払う御来光。
湧き上がる歓声…。
何者をも寄せ付けない峻険な頂を朝陽が照らすと、そこに歓喜する数え切れないほどたくさんの人人人の姿に改めて驚かされます。そんなたくさんの人が待ちわびていた瞬間を共有できる喜び。
全てが新鮮で会心の体験となりました。
加えて、岩伝いの急こう配で触れた岩から掌を通して流れ込んでくる富士山の気の凄まじさったら、そう言う体験には事欠くことの無い真印ですらびっくりしちゃうほど力強いものでした。
まだ登ったことの無い方は、是非一度、決して後悔しない貴重な体験をしてみてはいかがですか? 真印のおすすめ度は超特級ですよ!
まだまだ富士山の素晴らしさは語りつくせませんが、リクエストやご質問があれば改めて続報いたしますのでドシドシどうぞ。
追伸:と、一方的に語るだけ語った富士山と御来光ですが、その模様は…ビデオにこそ納めているのですが写真を撮っていません。ごめんなさい。
ということで、ここでご紹介させていただいた写真はイメージです。